―PowerCISを導入してみて、実際の使い勝手はいかがですか?
コストパフォーマンスが抜群でした。地域電力は顧客規模も限られますが、PowerCISはシステム費用が低価格で、導入しやすいと感じました。また、カスタマイズができて柔軟性が高かったのも魅力です。弊社では市の水道料金請求とのセット請求を行っています。そうした独自の請求発行に対応する場合に、システムの自由度が備わっていたんです。
また他の需給管理システムとの顧客情報の連携が自動化できる点も魅力でした。他のベンダーシステムでは、けっこうデータ移行を手動で行ったりすることがあるので、自動化されていると大変助かります。
顧客ポータルサイト機能も便利ですね。請求書のウェブ化や30分データの提供ができる点も良かったです。ポータルの中に、ある電力量に達したらアラームを出す機能がありますけど、これをお客様の節電PR用にして、「使いすぎたら警報が出ますよ」と。どれだけ活用されているか分からないですけど、弊社の特徴として出しています。
―法人向けの顧客サイトはいかがですか。
以前もポータルサイトはあったんですが、個人のものに限られていました。それも請求金額が確認できるだけだったんですが、PowerCISでは請求書がそのままアップされます。法人にも使えるのではないかと、法人向けポータルも始めたら、申込が多くて驚きました。エコ割(紙の請求書を出さないでネット上だけなら割引を行うサービス)も食いつきがよく、隠れたニーズを掘り起こした気持ちです。
最近では、顧客ポータルサイトの画面が、バージョンアップの時に改善されてより見やすくなり、お客様からも好評です。バージョンアップが多く、スピーディに改善が反映されるのも、良い面だと思います。